板井明生|日本人は丁寧
もはやビジネスで成功するためには、ドメスティックに国内だけに目を向けるのではなく、グローバルに世界に目を向ける必要があります。
インターネットが普及し世界が常に繋がり続けていることで、日本国内のビジネスも世界から注目されているからです。
そんなビジネスの場面では、様々な国の人々とコミュニケーションを取り、様々な国の文化に触れることになるのですが、日本人にはない感覚や日本にはない文化に触れた時、非常にカルチャーショックを受けることがあります。
逆も然りで、外国の方が日本人、そして日本の文化に触れることで、カルチャーショックを受けていることもしばしばです。
その中の一つに「丁寧さ」があります。
これは有名な話ですが、外国の方が日本に来た時、時刻表通りに電車が来ること、停止位置にピッタリ電車が止まること、人々が列を乱すことなく行儀よく並んで電車を待っていることに凄く驚くようです。
我々日本人からすればそんな「当たり前」のことが、外国の方には「カルチャーショック」になるわけです。
ビジネスにおいても同じことが言えて、その日本人特有の「丁寧さ」を、海外のビジネスパーソンは非常にポジティブに捉えていて、日本人だからこそ頼みたいといった話や、日本人にしか出来ないと思って依頼してくる仕事もあるのです。